営業の電話

固定電話を開設して番号を公開していれば営業の電話がよくかかってきます。

多いのはネット関係、他にも投資関係や不動産グッズの販売など多岐に渡ります。

あまり邪険にはしたくないのですが不快な電話も多いです。特になかなか要件を言わない電話がそうです。

一番最初にはっきりと「~の営業です」と言ってしまった方が気持ちよいし、お互いに時間の無駄にならずに済むと思うのですが・・・

普段は「結構です」で切ってしまう事が殆どです。しかし、先日かかってきた電話にはじっくり話を聞いて、数日間に渡り検討まで至ったので書いてみます。

電話の主はGMOソリューションパートナーさん、SEO対策をしてホームページの検索順位を上げましょうとの事でした。仕事柄、検索順位はお金を払ってでもあげたいので興味があったこともあります。しかしそれ以上に営業マンの話が上手なのでつい聞いてしまいました。

営業マンにとって話す内容はもちろん大切です。しかしそれ以上にもっと大切なことが二つあると僕は思います。一つは相手ありきの姿勢。相手の興味を引き出しながら話を構成していくことです。もう一つは、話すスピード・間の取り方・抑揚と言った話し方です。

実は僕も20代の頃に電話営業をしていて、どうやったら話を聞いてもらえるのかをずっと考えていた時期があります。ですので、彼の話を聞いて正直「上手いな~」と感心してしまいました。

話の内容は、現在のSEO対策は「コンテンツSEO」が主流だそうです。「ユーザーにとって有意義な情報が多く、分かりやすく掲載されているサイトかどうか」という判定を検索エンジンにされて「良い」と採点されるとの事です。

具体的に何をするかと言うと、検索キーワードを30個決めてそれに即したコンテンツ10ページ僕のサイトに加えるそうです。それによって検索順位が上がるとの事。金額は税込みで約70万円。金額が適正なのかどうかを色々なサイトと比較しながら話してくれたり、実際にそのサービスを利用した方がどれくらい検索順位が上がったのかなど資料を提示しながら分かりやすく話してくれます。

二度に亘って話を聞いて6~7割気持ちが傾いておりました。しかしこう言う事は一方的に話を聞くだけではなく、実際にサービスを利用した方の意見が聞きたくなるものです。サイトを検索すると実際に利用した方の意見が出てくるのですが、まあ毀誉褒貶です。

要は効果が出なかった人は貶すし効果が出た人は褒めると言った感じです。広告は投資と同じで効果が保証されてるものではありません。良い結果が出ても悪い結果が出ても自分の責任として受け取らねばならないという事だと思います。

そう考えたときに僕の会社は創業して1年も経たず、もし悪い結果が出たときに致命傷にもなりうると感じ今回はお断りしました。しかしならがら数日にわたってSEO対策の話を聞けて非常に良い切っ掛けを頂いたと思ってます。今後、自分でも検索順位を意識しながらサイト更新しますし、余裕が出れば是非利用してみたいとも考えてます。