空き家再生目線でフロア材を見て触って確かめる

寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、リフォーム物件のトイレと洗面室のフロア材の選定を行いました。

水回りのフロア材といえば、代表的なものがクッションフロアですね。

昔は水濡れに強くて安いが、てかてかして安っぽい・・みたいなイメージでしたが、
最近のクッションフロアは、色・質感など、決して安っぽくなくおしゃれなものが多く、
築古戸建ての再生を行う上で、非常に心強い存在です。

今回のフロア材は東リ様のフロア材を採用させていただくことにしました。

サイトもすごくおしゃれですね。

さて、今回の水回り(トイレ・洗面室)のフロア材はこちらにしました。

選定理由
・サンプルを触ってみて、表面に凹凸がなく、掃除しやすい素材であること。
・廊下に張る予定のフロア材と、色調が近く違和感が少ないこと。
・間取り上、全体的に暗いので、適度な明るさと清潔感を演出したいこと。

サンプルを触ってみるとわかるのですが、
フローリング調のものやタイル調のものは、表面に凹凸が施されています。

凸凹があることでタイルや木目の質感はクオリティが上がっているのですが、
逆に凹凸のせいで水ぶきやほこり掃除に少し手間になりますので、
トイレと洗面所に関しては凹凸のないフラットなタイプを選定しました。

また、フロア材の色の明るさについては、築古中古戸建の場合は、
経験上明るい色味のほうがお客様に喜んでいただけるケースが多いかなと感じます。
お部屋の印象がぱっと垢抜け、清潔感もアップするのが理由でしょうね。

そんな理由で、上記クッションフロアに決定しました。

ただし、明るすぎるフロア材もよくありません。
明るすぎるフロア材を入れてしまうと、
・柱・梁・窓枠等のリフォームしない部分と違和感が出る。
・ほこりや髪の毛等が目立って気になるのでお手入れが大変。
よって、適度な明るさのフロア材を選定することが大事な気がしています。

サンプルを触って確かめてみることで、
正しく凹凸感、手触り、色味が理解できるので非常に勉強になりますね。
完成を想像しながら選ぶのもとても楽しいです。